DIVING Report

2月11日
アクエリアスT

 最終日となってしまった今回のツアー。初日のお客さんも入って来たし、グルっと回ってアクエリアスである。
 Tはサンゴがあり、ボロカサゴがいたところで意欲が音を立てて湧いてくる。
 が、ガスっていて山当てが出来ないらしくアンカリング地点が定まらない。リトが泳いでやっと決めた位だ。
 ボロ1本と言っていたのにガイドのリトは反対方向へ向かってしまう。ピグミーのチビやメタリックシュリンプ、
 などを観たがあまり撮らなかった。だって、ボロカサゴが撮りたいんだもん。
 アサイちゃんも1日目のイッポンテグリygがフィルムアウトで撮れなかったので期待していたが、そこへは
 行かなかったので上がってきてから「なんだよぉ〜。イッポンはどこよぉ」と甲高い声で言うのであった。

アクエリアスU

 で、2本目はUだけどアサイちゃんはイッポンygを探しに行くと言って単独行動に出た。YOSHIさんもボロを
 探しに行くと単独である。他のメンバーはリトとトモミさん両名と一緒にUを行く。ここは藻場なので何が
 出るか判らんワクワクがある。タイヤ漁礁のオキスズメももう1度撮りたかったしね。それにボロは
 撮れてるから。進んでいくとエビやカニ、ウミウシがポロポロと現れて楽しい。
 20mあたりでフクロウニを観付けコールマンの期待をして返してみたら、観た事ないコシオリエビがいた。
 ライトを当てるとウニの青と赤に浮かび上がったエビがとても美しい。全然逃げないので落ち着いて2カット。
 リトがタイヤ漁礁付近でイッポンテグリygを観つけた。ほらっ言わんこっちゃない。こっちにいるよアサイちゃん。
 YOSHIさんが戻ってきて合流すると、シムランスという毛だらけのエビを観つける。流石である。
 その後シャークイールの仲間を観付けて撮影しヒラムシやウミウシを撮っていると、アサイちゃんが戻ってきた。
 「イッポンygはいた?」に「駄目だった」と気落ちした様子。「こっちにいたよ」「うそっ!」と目に輝きが戻る。
 トモミさんを呼んで、「さっきのイッポンygもう1度探せる?」「勿論!」とアサイちゃんを連れて去っていった。
 カンカンと叩く音がしたので振り向くと、得意げな顔でイッポンygを指すトモミさんがいた。違う、おれじゃない。
 アサイちゃんが撮りたいのじゃ〜。とやってる間にアサイちゃんより先にオオクラさんが撮っていた。ダハッ。
 あとから聞いたけど、イッポンygの場所が判らず、リトに教えてもらったらしい。。。まだまだだね、フジタトモミ。
 船の下付近にはオニガンガセが山積みされたように固まっていて、そのガンガセのゼブラガニを教えてもらう。
 ガンガセの赤とゼブラガニのコントラストが美しい。フィルムアウトしていたのでデジで数枚押さえる。
 こうして楽しいアクエリアスUは終わってしまう。。。あぁ、もう1度行って見たい。

ブルーウォーター

 最後のダイビングはここをリクエストした。近いし、透明度良いし、生物層が豊富なので好きなポイントである。
 この日3本行ったのはオヤジとヤマナシさんの2名とシミズさんという地元のお客さん、今日からのお客さんの
 4名である。後の人は片付けとマッサージへ行った。
 ここでは、スズメダイのおさらいや、腹ボテなピグミーなどをのんびりと撮影していたが、シミズさんが白い
 クマドリイザリウオを観つけた。ケラマでは黄色い個体が多く、白い個体は非常に少ないので夢中で撮影して
 しまい後ろで待っている人に気づかないという失態をやってしまう。ごめんね。
 結果、白い個体の反射率が今ひとつ判らずに口を開けているシーンを飛ばしてしまった。。。もったいない。
 浅場ではブルーレッグシュリンプをトモミさんが出してくれて、これも初撮影に成功。
 魚、エビ、ウミウシ少々と盛り沢山な内容で最終ダイビングを終えることが出来た。

 最後に、素晴らしい内容のガイドを提供してくれたリト、トモミさん。レアチックで可愛いマクロ生物を
 丹念に探しガイドしてくれたYOSHIさん。明るいボートスタッフ。
 遅くまで待ってくれたドライバーのドンドン。
 みんなさんのお陰で安全で楽しいダイビングが出来ました。ありがとうございました。

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全開滑走の高速バンカーボートの先端
ピーコム号は行く
何観て笑ってんでしょうね。
明るいクルー達
何かを考え込むオオクラ氏と口を紡ぐアサイ氏。2人の間に何かあったのか?
これもお疲れ?
デジタルなハウジングに混ざってオヤジのアナログがある。
高級ハウジング軍