OCEANUS とは・・・

                                                          

OCEANUSはギリシャ語でオケアノスと読む。時々オーシャナスとか
オーシャンアスなどと読む人もいますが、オケノソコとかオーケーアナルよりもマシである。
よく「オケアノス」とは何の事でどんな意味があるのか、聞かれて困るので軽く表記しておく。

 オケアノス Oceanus ギリシャ神話  

   ティターン神族の一人。 古代ギリシャの海神。
   地球が平らだと考えられていたころ,その周囲を流れる大洋を指すようになった。
   詩人ホメロスによれば、「オケアノスは神々の親、万物の始まり」という。
   オケアノスは、世界の果てをぐるりと取り巻いている大川で、
   あらゆる海、川、泉も彼から流れ出したもの、つまり子供と考えたらしい。
   川は大地をうるおし、木々や動物を育てる。
   ゼウスら、新しい神々とティターン神族の戦いが始まったとき、
   オケアノスだけはティターン側として戦わなかった。
   そのため、ティターン神族が敗北し、タルタロスに投げ込まれた後も、
   オケアノスだけは神話に登場する。

参考文献: 「世界大百科事典」

 ってなことが良く書かれているがなんのこっちゃ良くわからんよね。
 大体、ギリシャ神話ってのが身近にあるものではないし・・・。
 で、ギリシャ神話ってのは・・・

  ギリシャ神話 greece myths    

   ギリシャにおける天地創造の考えは、二通りある。 一つ目は、
   海から全てが生まれたとするもの。
   詩人ホメロスによれば、「オケアノスは神々の親、万物の始まり」という。
   オケアノスは、世界の果てをぐるりと取り巻いている大川で、
   あらゆる海、川、泉も彼から流れ出したもの、
   つまり子供と考えたらしい。 川は大地をうるおし、木々や動物を育てる。

   二つ目は、まずカオス(混沌)があり、そこからエロスとガイアが生まれたとするもの。
   前8世紀の詩人ヘシオドスがまとめた「神統記」にはこう書かれている。

   世界の始めは、形もはっきりしていないどろどろとした塊で、
   天も地も海もみなごちゃごちゃに混じっていた。これをカオス(混沌)という。
   このカオスから最初に生まれた(エロスが先とも言われる)のがガイアだった。
   ガイアは大地を象徴した女神であり、広い胸を持っていた。
   その胸が、のちに生まれてくる神々の住居となったという。
   ガイアは自分の体からウラノスを作り出し、そして彼との間に多くの子供を産んだ。
   最初が、ティターン神族と呼ばれる十二人。
   次にキュクロプス族のブロンテス(Brontes:雷鳴)、アルゲス(Arges:落雷)、
   ステロペス(Steropes:雷光)の三人。 最後に
   ヘカトンケイル族のコットス(Kottos:怒り)、ブリアレオス(Briareos:活力)、
   ギュゲス(Gyges:大きな手足を持つ者)の三人だった。
   ウラノスは、ティターン族以外はその外見を嫌って、地下に投げ入れてしまった。
   ガイアはそれに憤慨し、ティターン族の末の子供クロノスにウラノスの
   生殖器を切り取らせる。その血から生まれたのが、最後の巨人族ギガース族、
   海に落ちた生殖器から誕生したのが、美の女神アフロディテである。
   そして、ティターンたちが世界を治めるようになったが、やはりクロノスも
   ヘカトンケイルを地下に閉じ込めてしまった。

   クロノスは妹レアを妻として、
   ポセイドンやゼウスなどの後のオリンポス十二神を生み出す。
   しかし、ウラノスの「お前は子供によってその地位を奪われる」という予言を恐れ、
   生まれた子供たちを次々に呑み込んだ。末のゼウスが生まれたとき、
   祖母のガイアは彼を隠し、代わりに石をクロノスに飲ませた。
      (行ったのは、母のレアであるともいう)
   ゼウスはクレタ島の洞窟で、ニンフに育てられて成長した。
   そして、成人すると、まずクロノスに薬を飲ませて、
   兄弟たちを吐き出させた。 ゼウスはクロノスを世界の果てのトゥーレに追いやり、
   そこで永眠させ、他のティターンたちも追いやった。
   ティターンたちは、大海の神オケアノス以外のゼウスたち新しい神々に抵抗し
   長い戦いが始まった。戦いは10年間続き、終る気配がない。

   そこで、ゼウスは地の底に閉じ込められていたキュクロプス族と
   ヘカトンケイル族を開放し、戦力に加えた。 そしてついに、
   ティターン族を打ち破り、彼等は鎖につながれて地の底に放り込まれた。
   こうして、ゼウスたちは、オリンポスを築く事になった。
    しかし、今度はもう一つの巨人族であるギガース族が反乱を起こした。
   彼等の攻撃は凄まじく、山を放り投げ、大地を震撼させた。
   アポロンやポセイドンの活躍により、おおよそのギガース族が倒れたものの、
   信託によって、神々には倒せない者がいた。
   アルキュオネウスというギガース族であった。 しかし、神には倒せないが、
   人間にはその制約はなかった。
   勇者ヘラクレスが、ヒドラの毒でアルキュオネウスを倒したのである。
   ギガース族の反乱は治まり、生き残った者は、アテナによって
   シシリア島の地下に閉じ込められた。 そのため、今でもシシリア島や
   その近辺では地震が頻繁に起こるのだと言われている。

参考文献: 世界大百科事典 「幻想世界の住人たち1」

ますます解らなくなってくる。エロス、ガイア、ゼウス、ポセイドンあたりは聞いたことあるが
キュクロプスだのカトンケイルだのに来るともう付いて行けませんわな。もっと紐解くと
知っている星座の名前なんかが多く出てくるんでしょうかね?

で、結局OCEANUSってのは「大海の神」ということで選んだのでした。選ぶ?そう選ぶ。
古くからの常連客でもある渡辺夫妻に名前を考えて頂いて素敵なロゴも作ってもらった。
神話のOceanus は Gaea から産まれ、阿嘉島のダイビングサービス「オケアノス」は
制作者渡辺氏がやっている
広告制作会社「ガイア」03-5988-7978 から誕生したって訳さ。