REPORT No.1
            
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  パラオへはやっぱり飛行機で行く。そんなこと一々書かなくても良いと思うだろうけど、俺の中ではその事で
  頭が一杯になるので書出しはこれなのだ。今回は馴れたルート(3回目のパラオ)でありグアムで乗換えがあり
  3時間づつの飛行で済むという安堵感があった。
  いつものようにYCATから成田行きリムジンバスに乗り込む。今回はちょいと早い6:40発。
  最後列のトイレの横がおれの指定席でよっぽど混雑していない限りトイレの近くには好んで座らないから静かに
  読書が出来、気に入っている。が、クライブ・カッスラー著書が沈船引き揚げなどのドキュメンタリーであった為
  読む本もないしボーっと景色を眺めながら成田国際空港到着を待った。

  出発が11:15で集合が2時間前の9:15。リムジンバスは8:00頃第2ターミナルビルに到着する。
  ちょっと早いけどリーダーとして当然であるので「損した」とは決して思わない。ツアー3回目にしてやっと
  芽生えたリーダー意識である。迷いもせずGカウンター34に行き、辺りの状況を観察しつつメンバーの
  到着を待つ。思ったほど混雑もしていなくスムーズにいきそうな感じである。20分ほど経過した頃、
  オギノがやって来た。遠距離で時間が掛かる人のほうが早目に到着し、近いほど時間に遅れがちなのは
  殆どの人が知っている事実である。
  「夜明け前に家出る割には早いジャン」などと冗談をお互いに飛ばし合い世間話などしているうちに
  次々と集まってきた。ちょっと遠いアサイさんが大荷物と共に着き、ヤマナシ夫妻、イワイが到着、
  前日成田宿泊のワタナベ夫妻が到着した。
  ワタナベ夫妻は料金割引の特典を利用して空港に隣接するホテルに宿泊するという
  羨ましい手段を選んだが、夜の夜中に違うホテルへ行き受付したそうだ。予約がないので妙に思い確認したら
  ホテルを間違えたことが発覚し危うく豪華ホテルに正規料金で泊まるところだったそうだ。
  ・・・面白れぇの。

  集合もスムーズだし手荷物検査も空いているので、こりゃ調子良いぞと思っていたら
  クスメちゃんの到着が遅れたり、検査済みの荷物をまた開けてしまったり、列前のヤツらが
  一度確定した席を並びにしてくれだの言っていたりで
  時間も食ってしまい結局ギリギリであった。こんな時もリーダーは平然としているものである。。。

  コンチネンタルミクロネシア航空CO962便はほぼ予定通りに飛び立ち乱気流にも会わずに快調に
  グアム空港を目指した。列前の奴らのせいで我々はバラバラな席を余儀無くされ、
  夫婦2組はそれぞれでどこかの席へ消え俺と何人かはちょっと広いビジネスクラス風の座席となった。
  ちょっとラッキーと思いつつも後の横一列が奴らだったので今1つ喜べなかったのであった。
  今回は読む本もないし、機内誌などを熟読したり音楽を聞いたりして時間を潰した。
  まぁ、3時間くらいの飛行なら羽田ー沖縄で慣れ親しんでいる飛行時間なのでどうっていうこともない。
  揺れらしい揺れもなくCO962便はグアム空港の滑走路にズドンと激しい音を立て着陸した。・・・驚いた。

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