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2012/2/11

 前日のQZ1便で那覇行きというちょ〜安全策を取ったのは2年振りの海外ツアーで緊張して
 いたからには他ならないが、昨夜調子のって後輩達と宜野湾で宴を催し泡盛のコーヒー割り
 とか勧められるがままに呑み過ぎてちょいと二日酔気味。エアを遅くしておいてよかったぜ〜。
 
 スカイマークの那覇-成田が¥980などというタダ同然のようなチケットをゲットすべく
 予行演習もして準備していたのだけれど、気がつきゃ2ヶ月前の同日9:00を過ぎ10:20。
 焦ってネットで見たら20席しかない¥980は売り切れ。仕方なしに¥12800の席を取る。
 それでも安いのでお得感はあるものの・・・乗り心地はあまり良くない。でも安いし、
 2時間だから¥980があったらまた挑戦してみよっと。

 細くて小さく頼り気のないスカイマークはスムーズに運航し遅延もなく成田空港に到着。
 前回送迎なしのホテルに泊まって失敗したので今回は頻繁に送迎してくれる東横INNにした。
 那覇でも利用しているのでシステムなど熟知しているし安心感がある。シングルで朝食付き
 ¥4384(会員価格)はとても良いと思う。偶然にも参加メンバーのウニ夫妻も同じホテルで
 晩飯を誘われたけど、呑み過ぎたのでお断りしたら「懲りないねぇ〜」と褒められた。

 部屋はシングルなのにトリプルみたいに広い。これって土地が安いってことかな?
 当然周囲には何もなくてコンビニまで歩いて10分も掛る。今夜はコンビニ飯とEBISUで
 早寝と決め込んだのでした。

2012/2/12

 成田の朝は早い。集合が8:45なのでそこから逆算して起床は6:30朝食7:00で8:00の
 空港行きの送迎車に乗ることにした。朝食で会ったウニ夫妻も8:00のバスに乗り込んで来た。
 何の問題もなく成田空港第1ターミナル南ウィングへ着きタイ国際航空のある【J】カウンターへ。
 いつかのセブ行きはインスタントラーメンとゴルフバックだらけだったけどバンコク行きは列が
 整ってる気がするな〜。しばらくするとちびるくん夫妻がやって来たのでチェックインの列に並ぶ。
 近頃は荷物検査をしないのでとっても楽だね。やはり成田に前泊したイワイ嬢に連絡したらすぐ来た。
 「すぐそこの椅子に座ってたのぉ〜」・・・立って探せよ(笑)問題の人クスメもやや遅れてやってきた。
 
 チェックインはツアーの第1鬼門とも言える「重量制限」がある。
 どの航空会社も上限は20kgとしているが通常は30kgまではOKなのだ。と聞いたことがあるけど
 小心者揃いのオケアノスは皆25kgくらいで心臓がバクバクなのである。
 しかも家で計って25kgだったバックにさっきコンビニで買った黒霧2Lが入り27kgはあると思われ
 更にバクバクになっていた。しかし、いざカウンターに立ってEチケットと全員分のパスポートを
 渡して荷物を置き始めても計量の数値など気にする素振りもなくドンドン奥へ押しやる。
 あぁ、タイってなんて良い国なんだ。大体このあたりで荷物を開けて入れ替えるとかライターが
 5個もあるから出せとかあったけど、ここまでな〜んの問題もなくスムーズ過ぎて
 逆に不安が募って行くのでした。
 
 手荷物検査に入る前、クスメが突然買い物するからと言ってひとりで別行動をとる。
 周囲の口ぐちから「この単独行動がアクシデントを呼ぶんだ」と囁かれるが、な〜んも問題なく
 全員機内の人となりそれほどの遅延もなく離陸となった。
 機内では飲物や食事の配膳などのあとお待ちかねの映画上映。成田-バンコクは「タンタンの
 冒険」を日本語字幕で見ることが出来た。そこそこ面白かったのに隣のクスメは居眠りしてた。

 ほんとになんの問題もなくバンコク・スワンナプーム国際空港に到着。
 ここでプーケット行きの国内線に乗り継ぎだけど、もともと1時間しかないのに到着がちょっと遅れ
 さらに使い勝手の悪さも手伝って出発時刻になってもまだバスの中で客の待機をしてるありさま。
 小1時間ほど遅れての離陸になった。
 今回も「遅れ」がキーワードになるかしら・・・などと思い始めたのでした。

 常に前置きの長いレポートに閉口されてる貴兄。あとすこしです。

 バンコクから約1時間でプーケット空港に到着。入国審査がすんで荷物を受取ろうと待っていると
 ポーターのようなのが近づいてしつこく何やら言ってるが良くわからんので無視してたら
 「日本からの荷物はあっちだ」と言ってることが判明し案内されて行くと、空港の外に一旦出て
 別の部屋にあるコンベヤーに荷物は出ていた。そして税関も素通りで再び外へと出れるのだ。
 重量制限は不問だし税関もない・・・タイってなんて良い国なんだ。

 約1時間ちょっと遅れて到着した我々を待っていたのは女性運転手でした。
 到着後即乗船するので遅れが気になって心配したろうに。ごめんね、全部あの空港が悪いんだよ。
 すでに南国チックな湿度と気温とアジアな空気を吸い込み身体の細胞に活気が溢れてきた我々は
 大型タクシーにいっぱいの荷物を詰め込みカオラックまでかっ飛んだのだが、途中で激しい
 雷雨にあい全員がクスメを見て「こ、これだったのか」と言い放ったのでした。

 降ったり止んだりの不安定な天候の中Mv PAWARAに到着。
 今回お世話になるBIG BLUE DIVING代表の大村さんらと初対面し無事乗船したのでした。
    *MvとはMotor(機関)Vessel(船)の意味
 乗船後各々部屋に通されてから荷物を解き空になったバッグは倉庫へまとめて収納。
 部屋は思ったより狭くて天井が低い。ま、おいらとクスメ、イワイ嬢は2等船室だからな。
 でもこの空間で知らない人と同室は相当キツく思い、大村さんが気を使ってくれたのかも
 知れんがイワイ嬢シングルですんで良かったと胸をなでおろした次第。

 荷物の整理がすんだあと明日からのクルーズに向けての諸注意などをブリーフィング。
 慣れてるとはいえ要所要所を押さえた聞きやすいブリーフィングでオケアノスも見習わなくちゃ。。。
 そして軽い食事をして各部屋に戻りハウジングのセッティングをしたのだけれど、このオヤジったら
 ストロボやターゲットライトを留めるネジを忘れたと思い込み、あれこれ出してもらってしまい本当に
 申し訳なかった。よく確かめろっちゅうねん。結局こういうことがあとあとの失敗につながっていくのだ。
 
 なんだかんだと言いながらハウジングもダイビング器材もすべてのセッティングを完了し
 船窓から見える水面を眺めながら眠りについたのでした。


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¥980は逃したものの他社に比べればお安い 多湿高温に信州女は思わず上着を脱ぎ捨てた 素晴らしいブリ。見習わなくっちゃ(^。^) デッキで簡単な食事を摂る。みんな流石に疲労の色を隠せない