No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 Top


2012/2/14

 さすがに停泊していると良く眠れるもんで目覚めもスッキリ爽やか。いつもの癖で6:30より
 10分早く目が覚めてウェクアップミュージックが始まるのを待ってたりする。
 ♪〜doo doo doo と鳴り始めてから1階に上がってすぐのコーヒーマシンから1杯注いで
 3階のアッパーデッキなどにあがってまだ登りきらない朝日を見つめる。人間朝起きたら朝日を
 浴びて身体を起こせ!自分への戒めである。ん、これ家訓にしたいな。

 コーヒー飲みながらバナナを1本食べてブリーフィングを聞き、さてさて1本目の準備である。
 

1本目 ノースポイント

 今日のガイドは水田裕(ユタカ)とミホコ。3名のガイドで替わり替わりにして変わり者たちの
 負担を軽減しようという作戦か(笑)ユタカくん若いのに経験豊富。なんでも母親がダイバーで
 西表に何度も連れて行ってもらったりしてるうちにそこで働いてみたいと思いイントラに
 なったらしく若干24歳にして4000本超えは立派。一方、ミホコは神埼美穂子というまるで
 芸能人のような本名を持ち、背は低く可愛いけど、ガッツの塊でチアーリーディング
 世界大会に出場するほどスポーツ女子。

 そんなふたりに挟まれていざEN。水は相変わらずきれいだけど・・・結構流れてるじゃん。
 みんな普段流れのあるポイントでは潜らないからとちょっと心配になるけど、さすがはベテラン
 苦にもしないで付いていく。ここは大きなゴロタと岩盤があって岩肌には大きなヒイラギなどが
 ありヤマブキスズメダイやクダゴンベが見られる。でもちょっと深いし、流れてるし、ここでの
 ダイビングの目的が理解出来ない感じ。数枚撮ったけど・・・30分で終了。ここは印象悪いね。

 
本日のスケジュールボード 朝日に照らされるエレファント・ヘッド・ロック ユタカくん、きっとHな夢みてるに違いない。若いって素晴らしい(*^^)v いつでも明るくて元気いっぱいなミホコさん


 1本目が終わったら早速着替えて朝食。いっぱい泳いでお腹がすいたねぇ〜。なんだかみんなは
 トーストも鶏雑炊も卵もベーコンもってたくさん食べるんだねぇ〜何だか中国観光客のようだけど
 潜るとお腹空くし、ここの食事ったらいちいち旨いので盛る量が日増しに増えていないか?
 そういうオヤジも今朝は鶏雑炊にも手を出したが・・・美味しいんだけど、やっぱり食い過ぎた。
 ここまではな〜んのアクシデントも・・・みんなにはないけど、サブのストロボが水没していたのだ。
 なんか撮る写真が暗いなぁ〜って思ってたんだけどね(笑)早く気付けって話です。

 さて2回目の島上陸でありますが1番有名なところらしく島にはたくさんのEUらしき白人が見えます。
 上陸マニアにとっては嬉しいサービス。早速ディンキーに乗船してビーチへ向かう。イワイ嬢も
 2回目となると早々転びませんなと話して笑ってると代わりに誰かが転びました。誰だったっけ?

 遠目から見ても不安定な巨石のあるところまで坂を上って行くととても美しい景色に出会える。
 この巨石にすわってアンダマン海を眼下にすると、とてもちいさな自分が見えてきたりします。
 とか、哲学的なこともたまには考えながらみんなで記念撮影などをして楽しみました。
 お昼近くになるとスピードボートが次から次へとやってきては上陸させていて、巨大資本が海を 
 食いものにしていることが手にとるようにわかるのでした。
 

 2本目 3Trees
 
 ここは砂地とリーフの組合わせのサンゴ礁域にはよくあるポイントで砂地の斜面は流れがあって
 サンゴの浅瀬リーフは流れない。という安心感満点なところ。砂地にはオーロラシュリンプや
 セイテンベラ、キャナリートップラス、ジョーなどがいるが、小さな根の端で小さなマッコスカー♂を
 見つけて刺さりまくっていた。相当量撮影したので浅瀬へ上って行くとイエローバックアンティスや
 マレーシアクロミス、固有種のアンダマンフォックスフィッシュが見られた。タイマイもいたけど・・・。
 砂地と浅瀬のリーフのまったり系でノンビリ出来るし、こんなところがいいなぁ。
 
ヨーグルトもあっておなかいっぱいになっちゃった あの天辺をめざすのだ 津波の注意喚起看板。沖縄にはこれないぜ。 アンダマン海を見つめ自分を発見す



 潜ったら飯。これがダイブクルーズだ。今日のランチは、ヤキソバ、タイ米、素揚げの魚、エビ炒め
 キノコと鶏の炒め物、パイナップル。ん〜どれも美味しそうだ。また腹いっぱいに食べてしまったぞ。
 その後船がシミランから離れてコボンという島へ向かう間図鑑などを見ながらマッタリと過ごす。
 大村さんやユタカくん、ミホコのガイド陣やご一緒になった他のダイバーたちともこのあたりから
 会話が弾んだりしてきます。ユタカくんは不思議な力をもっているという・・・それはアジ使い。
 ユタカくんが水中であることをするとその辺にいる大型アジ類が列をなしてやってくるんだとか。
 ええ〜っそれ見たい。そして自分でもやってみたい。。。3本目でやってくれると約束。
 なんかどんどん楽しみが違う方へ向かっていく今年のオケらツアーなのでした。
 
 3本目 コボン

 最近マンタが頻繁に出たり、ジンベイザメも出たことのある大物期待のポイント。
 少々の流れてるがそんなものジンベイのためなら何てことないや。ガイドのユタカくんのあとに
 付いて行き、浅瀬の岩盤から付き出すように伸びている馬の背のような根の上に来てしばし潮を
 読みながらマンタの気配を伺うが現れそうもないと判断したのかユタカくんが「待て」の合図のあと
 レギを外し、唇の先から小さな泡を吐きながら表現し難い音を出し始める。すると何処からともなく
 カスミアジやロウニンがあちこちから集まってきてユタカくんの前に揃うのである。
 は〜何とも不思議な光景。
 なんと魅力的な・・・犬笛とか鷹笛とか・・・マグマ大使とかは知っていたが大型アジを呼ぶとは。
 
 その後馬の背から浅瀬へ移動するとナポレオンがお出迎えしてくれる。今ツアー最大の大物(笑)
 こっちでは珍しいハダカハオコゼややたらといるWバークロミス、ブラックピラミッドバタフライがいて
 楽しいポイントでありました。オヤジはアンダマンドティに刺さってました。
 

 船に上って着替えてコーヒー飲みながら、おやつを頂いてまったり過ごす時間は最高に天国だ。
 ダイビングってのは「遊び」でするに限るねぇ〜。船は一路タチャイという島を目指し航行する。
 
 
エビが殻そうだけど左の魚が辛かった PAWARA号の先端からのブリッジ正面写真 船尾デッキはこんな感じで結構広いよ カナダから来たご夫妻。奥さんのマリは潜らないんだよ。


 4本目 タチャイ ピナクル

 なんだかオケチームのせいで時間が押せ押せになってるとかでENが18:00近くになってしまう。
 でもまだ明るいから大丈夫じゃない?(笑)水面付近は激流ということで船尾でブイロープを
 取りそれを潜航ロープにして一気に降りていく。リーダーのオヤジは最後尾からみんなの様子を
 みながら潜航していくと、突然黒い塊が人の影から飛び出てきた。なに?・・・コンデジだと
 判明した途端激流の中をクスメが飛び出してカメラを追いかけていく。ガイドも気付いていない。
 おぉ!ここで最悪なアクシデントが出るのか?といつでも追える用意をして静観してたら、
 予想を上回るフィッシュアイレンズの重量によってほとんど流されずにハウジングが落ちたお陰で
 すぐ近くで拾えて難を逃れた。あとで聞いたらぶら下げてるカールコードが切れたということでした。
 あっぶねぇ〜な〜、もう。

 ここは岩盤に囲まれた空間に魚がグッチャリといて凄いことになっている。
 寝に帰ってきたフュージュラーたちを食おうとしているロウニンアジがもうすぐそこで体色を変えて
 襲いかかってる。そんな光景が随所で見られ、足元ではリボン系スズメダイがわんさかいる。
 なんか、本来はこうであるべき海の姿をみたような気がした。本当にスゴかったぁ。


 上がってから軽くシャワーを浴びて着替えてから2階デッキに上がり備え付けのカウンターにある
 発泡スチロール内のビールを1本頂く。取ったらノートに自分の名前を書き銘柄と本数を記入し
 最後の下船時に清算する仕組みである。大体いつもSINGHAかChangを1本いただきました。

 ビールを飲みながらアッパーデッキなどで夕陽を見ながら黄昏たりしているとディナータイム。
 美味しい料理が毎日並んでとっても幸せ。日本から持ち込んだ黒霧といいちこを飲みながらの
 ディナーとログ付け。あちこちのテーブルからワイワイガヤガヤと数ヶ国語が飛び交い
 今宵もふけてゆくのでした。早くも半分終わっちゃった〜。

                                      つづく    ページの先頭
チャン、ハイネケン、シンハ。3大ビアー揃い踏み。1本70B。 日本の焼酎はタイ料理にもピッタリ! アジ使いユタカくんを囲んでの楽しいログ付け カメラ落として相当のお疲れ。おやすみクスメちゃん。