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2/8 1日目 こういう所に来ると朝早く起きて散歩しながら植えてある植物を観察するのが癖になっている。 毎度おなじみのオリジナルバナーはいつも宿泊しているリゾート内の花の写真を使うのでウロウロして どんな花がいつ咲いているのか・・・(黄色く丸い花は朝だけ咲く)そしてコーヒーを求めて彷徨うのだが パライソはすぐそこにあるのでコーヒーはすぐ手に入る。 今日は雲が出てちょっと肌寒い感じ。セルフサービスのコーヒーを手にしながら景色を見ていると さっさと目の前に朝食が用意されてしまった。散歩+コーヒー〜トイレ〜朝食のいつもの段取りが・・・ 目の前に出てきたのは、白いお粥と小ボールのスープパスタ。それに揚げ小魚と万能ねぎ。 お茶碗にお粥をお玉2杯入れて、揚げ小魚をパラパラ、ネギやや多めに入れていただきます。 なんて胃に優しい朝食なんでしょうか!・・・でも腹減りそうだね。 さぁ、ダイビングじゃ。。。。朝の出発は、7:30。クラブ・パライソからワゴン車に乗り込み出発である。 ここからダイブセンターまで約15分かかるが、通勤通学風景を見ていると楽しいのであっという間に 着いてしまう。着くとダイブセンター勤務のスタッフと・・・ここでも犬がお出迎えをしてくれる。 ここには1組の親子犬と1匹の妊娠犬がいる。両方やや爆乳犬なので楽しみである。。。 子犬はモフモフという名の小さい子。黒白でクマの子みたい。。。後ろ脚が、細くて弱い。頑張れよ! 鉄筋2階建てのダイブセンターの目の前が海で、船もすぐ前・・・海を歩いて少しのところにある。。。 船に乗るには海岸へ降りて海の浅瀬を歩いて行くのです。干潮なら良いけど満潮は、意外に深い。 ラダーを上がって乗船し荷物チェックしてハウジングの確認。器材装着がOKなら出発である。 Pコムでは2隻の大型ボートを所有していてレベルや用途別に分けることが可能。 初日は、私たちのハウジングテンコ盛り撮影班はトモちゃんガイドのヨシさん乗船で、もう一方の普通 なダイバーさんにはドドンという元マブール勤務のガイドが付いた。 曇っていながらも静かな海面を滑るように進む。ずんずんと進んいく。景色を見ていると4年前の景色と 重なって来て少しづつ思い出してくる。おぉ、おれもまだ捨てたもんじゃない。 ウニさんが「広いなぁ〜オケ号の倍はあるんじゃないのかな?ね、モリさん。」・・・ごめんね狭くて。 ******************************************************************* 20分程でストローハットというでポイントに到着。ここは4年前にイエローラインド・シュリンプゴビーを 2回も取り損ねた因縁のあるポイントである。船下は5〜6m位でエッジ10mも進むとすぐそこは -40mまで一気に落ちるドロップオフで、その壁には様々なヤギが付着し生息生物の豊かさが見える。 いの一番に降りてイエローラインを撮ろうと画策していたが「フトモイ」と聞いて作戦変更。 「おれもフトモイの♂の婚姻色撮りたい」などと夢物語を描くからロクな事にならんのだ。。。 ダーっと降りて行くこと-45m。タイヤの漁礁にフトモイはいた。いたけど婚姻色は出てなくて隣の フチドリハナダイが素晴らしい婚姻色を出している。。。んー、取り合えずフトモイを1枚。もう1枚・・・ その瞬間底から1m半ほどの異常とも思える泥煙柱が黙々と立ち上がってきた。 ここの底は軟泥なのでフィンであおったらこんなになるのであるがあまりも凄いので躊躇せず逃げた。 あとから聴いたら誰かの腰のウエイトが突然落下したらしい。。。あそこでかい?でも良かったよ深くて。 フトモイのあとイエローライン探したけど見つけられずモエギspを撮ったりしてたらDコンの減圧表示は いつの間にか3m10分などと出ているではないか!初日から不味い。慌てず浮上して減圧に入るが ここは浅場がとても面白いので助かる。マクタンの隠れテーマに甲殻類があるのだけど、日本に生息 しない黄色いホヤの中にいるエビを是非撮りたいと思っていたら、あっさりこの時見せてもらった。。。 餌の立ち食いをしているクチガナイシヨウジやローランズなど・・・撮りもの満載で楽しい1本でした。 ********************************************************************* 船上ではお茶を頂きながら今見た魚の話や世間話で盛り上がるのはどこでも共通なことです。 小1時間そんなことをしながら過ごし、ほんの100mも移動したでしょうか?2本目「海太郎」です。 ここは緩やかなスロープにさまざまな形状のヤギが生息し、そこにエビやガラスハゼなどがゴチャっと いて、甲殻好きには堪らんし水深も最大で18mに出来るので体に優しいポイントなのだ。トゲトサカに いるイソコンペイトウやウミシダに棲む数種のエビ、ガラスハゼなど60分超えで楽しみました。 こういうダラダラ系なのは最も得意とするので全然飽きたりしませんが、時々ダイナマイト漁の爆音が 海中いっぱいに轟くと心臓が破裂するほど驚いて、数分間はドキドキが止まりません。 あれは・・・是非止めて欲しいものです。 2本潜ったらお昼ご飯。Pコムのお昼ご飯はダイブセンターに戻りスーツを脱ぎシャワーを浴びて屋内の 日陰にて高級仕出し弁当温か味噌汁付きを頂きます。やっぱりこういうお昼じゃないとね。ボートで 1日中出てて潮まみれの顔や体で美味くもない弁当を食うのは5年に1度位で良いのだ。1時間半くらい まったりと休憩したあと、3本目の出発となる。なにか、オギノが調子悪いらしい・・・腹減ってんの? ********************************************************************** 3本目は晩飯準備などでヨシさんは乗船しません。ガイドはトモちゃんだけ・・・あっ最初からそうだった。 ダイブセンターから数分の「タンブリ西」というところ。船下4mで藻場で緩やかな斜面に根が点在する。 水深10mを超えると流れが出てくるがそこら辺に生物が多く生息しているのでヘコタレられません。 ガイドのトモちゃんは小さな生物を見付けるのが大変上手になっています。トモちゃんの白いゴム手袋 ハンドから出されるエビやカニ、魚に喜びを隠せないオヤジ。何回水中ハイタッチをしたことでしょう。 4年前おれの見つけたボロカサゴの場所が判らず叱れてたトモちゃんとは明らかに違う!(褒め所) 中でもウミアザミにいたファイルフィッシュのygや初見のエイトスパインカージナルygなど唸りどうし。 青ホヤのエビなんかも撮れたりして、またも60分超えの充実な1本でした。 ************************************************************************ ここで通常のダイビングは終了だけど我々全スズ振フラッシャー愛好会としては前回素晴らしかった ラインスポット・フラッシャーの婚姻色を再び撮影したくて4本目のセルフを申し込んだのだった。 トモちゃんに聞いてみたら「どっかにいたなぁ。左か右か・・・」興味がないって罪だと気付いてほしい。 オギノがキャンセルしたのでウニさんと二人で「左」へ。ラボックスはたくさんいるけどラインスポットは いませんでした。明日の「右」に期待して約束の50分で終了。 ************************************************************************ ダイブセンターからパライソまでアランというローカル青年の運転するワゴン車で送迎してくれます。 15〜20分の道中ではフルーツ山盛り店や鳥、豚を丸焼にしている店などいろいろな店の前を通り 夕方だし、活気が溢れています。子供も一杯いるし、セブは安泰でいいなぁ〜なんて思ったりしました。 うちの島などは少子化もいい加減にしてほしいくらい子供がいない。来年の小2は生徒ゼロ。 政府が老後をちゃんとやらないから物も買わないし、子供も作らないんだ。日本は自然もお金も人も いない寂しい国になってしまうんだろうな〜米国極東支部も仕舞じゃ。などと思ってたらパライソ到着。 ただいま〜と車を出るとレニーが笑顔で迎えてくれます。この子の笑顔は100万ペソだな。(笑) ハウジングをプールに漬けて潮抜きしてる間、自分もシャワーできれいになる。パライソのシャワーは お湯もたっぷり出て清潔で実に気分が良い。ライトアップされた中庭なんかあったりして高級感もある。 さっぱりしたらハウジングを取りに行き、一旦カメラを出す。いや、なに、写真の確認です。 何気にレストランへ行くと常連のシバタさん(2か月ごとに来るらしい)が設置されたPCでニュースを 読んでいたり、自前ノートでログ付してる人など思い思いにリラックスして過ごしています。 オヤジはレニーに「ワン、ビヤ〜」と注文しマンタやモエギその他2匹の犬と遊んで腹減りを凌ぎます。 そうこうしている内にウニ・オギノがPC片手にやって来てログ書き始める。レストランでは無線LANが 使えるので、その日のうちにUP出来ちゃいます。。。忘れないうちに・・・だよね。 18:30になってくるとテーブルいっぱいに料理が並べられ始める。どんどこでてきます。今晩は、 チキン丸照り焼き、ウニパスタ、モナークダムセルのマリネと唐揚げ、アオリイカの刺身など豪華です。 そして今日も初食物が・・・パスタのウニはなんとガンガセだという・・・まずいって聞いてるが美味いぞ。 そしてヨシさんいたずら小僧の目で「この魚なんだかわかる?」・・・・これだよって図鑑写真を指す先は モナークダムセルだった。わぉ、スズメダイじゃん。しかもすげぇ美味い。 「海でみたことねぇけど、市場にゃよく出てんだよぉ。うんめぇだろ?」と得意のセリフ。美味いっす。 そして腹いっぱい食ったころ焼酎からラムとレニに自動変換され、簡易な飲み会へ移行しつつ 夜も更けて行くのであった。。。 つづく |
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