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ほぼ直線な道路をひた走り細い路地に入って行くと田園風景。その奥に海が広がる独特の景色が見えてくる。 PJは広いビーチだけど、ポイントは「右・中央・左」の3通りと狭くて安易である。 左はちょっとつまらないのでいつも右寄りに潜るけど、昨日のアサイちゃんの行った深場でリボンゴビーが いたと聞いていたので「中央の深場」へ常にバラバラな全員が集結したのであった。 リボンは直ぐ引っ込んじゃったらしいけど、ヤツシspやイッポンテグリygも見つけたりと楽しい潜水ができた。 2本目も中央よりで潜り、いつもの木陰でランチタイム。今日のランチはミゴレンで、インドネシアの焼きそば。 やや太い麺を使っているぞ。一見おきなわそばに見えるけど、横浜出身の麺好きなら直ぐ「一品香」の タン麺を思い出すはず。あの平麺で作る焼きそばがまた格別に美味い。 こっちの焼きそばとは見た目も味も違うのに、麺の形状で故郷の味をバリで思い出した。 食ってる人の目の前で礼儀正しくお座りして待っているバリ犬であるが、2本合計170分平均撮影枚数 255枚(40秒に1枚で算出)の中年ダイバー達は自らの空腹を満たすのに夢中で1本たりとも頂けない はずであったが、これではあまりにも可哀想だとミゴレンを差し出すヤマナシ夫人だった。よかったね。 食後はまったりと涼しい木陰で昼寝だ。気温30度超の赤道直下の太陽光線が降り注ぐ環境では 木陰がオアシスのようになる。時折吹き込んでくる風がとても気持ちが良い。 3本目はリボンゴビー狙いで別の場所へ移動する。リクエストは日本を発つ前・・・いやっ、数ヶ月前から メールなどでやり取りをしているにも係わらず「見たことありませ〜ん」とか「わかりませ〜ん」と言う。 メジャーな生物だと「ヤクソクゥ、だめぇ〜」とやる。勉強しろよ、させろよ、教えておけよぉ〜。と叫びたくなる。 が、このリボンゴビーに関してシューは「ヤクソクできまぁ〜す」と自信満々の笑顔で言い放った。 PJから約20分?ほどでその海岸に到着。見た目はPJに似ているけど、本当に木陰もなにもない。 出発直前までPJの木陰での休憩は段取りの悪いシューにしてはよく出来たと誉めてあげたくなるけど 結局は自分が辛いのは嫌だからだよね。 まっ、それって基本だわな。 準備して入っていくと海面はゴミや油が浮いている。ぐへぇ。手で掻き分けてから素早くしないと頭髪に付くぞ。 水深10mを超えると濁ってきて、泥の斜面になる。リボンたちは18mという浅い所から現れる。 あちこちにリボンゴビーがいて25m付近ではゴチャっといる。こんなにいるならヤクソクできるわな。 ここカランアニャーラでも90分ほど潜ってみんな100枚超で撮影し、リボンや泥ハゼを堪能。 な〜んにも無いからってその辺で着替えられるわけもなく、持参していたペットボトルの水で顔などを軽く洗い 水着にTシャツでタオル巻いて車に乗り込みミンピムンジャンガンへ向かうのでした。 小1時間も走るとミンピムンジャンガンに到着。こじんまりした受付で面倒臭い必要事項の記入をして ルームキーを受け取って、先に運ばれていた自分の荷物を運んでもらう。 オヤジーズが部屋を開けるとそこにはキングサイズベット1つとエキストラベット1つがあった。 なんじゃこりゃ?俺はエキストラで寝るとしても、アサイちゃんとトリスくんが・・・想像するのもおぞましいので 部屋を替えてもらった。本当に段取り悪いなぁ〜、もう。 各部屋は長屋のように繋がっていて受付のすぐ近く。このミンピには温泉があるらしいと聞いていて 楽しみにしていたら部屋から12歩のところにあった。 当然ながら荷物もそこそこにタオル片手に温泉へ直行なオヤジーズ。だって潜ってからペットボトルの水を チョロチョロってかけただけだったし、ベトベトしてるからやっぱり気持ち悪いのね。 木立に囲まれた温泉の入り口には看板があり効能や入浴時の注意などがちゃんと書かれている。 入るとコンクリ製湯船(プール)から硫黄の香りのする湯気が立ち上っている。いい感じ。 お作法通りにちゃんと爪先からゆっくりと入ります。おおぉ、かーっ気持ちいいねぇ〜。ちょっと熱めだけど。 静かにしていると木立に寄る小鳥のさえずりが聞こえてきたり、雪景色の露天もいいけど熱帯樹木も良い。 風呂入ったら当然冷えたビールであるが、リゾート内は20,000Rpもするのでリゾートの外の売店へ行く。 ベテラン相互母国語ネゴシエーターのアサイちゃんと二人でミンピ正面にあった売店へ行ってみる。 「アサイちゃん〜女が店番でっせ」「おっ、良し良し。男はマケねぇからな。突入ぅ」・・・店に入る前から値切りは 始まっていたのである。しかし、この店番女は見事な情報収集でミンピ内のビンタン価格に精通していて 毎日買うしビン返却という正統派的ディスカウント手法が全然通用せず、アサイちゃんですら18,000からは 下がらなかった。「じゃ、他所で買うぞっ」という切り札も「他所で買え」と返されてしまう。 手ぶらで店から出た我々は、車で通過時にチェック済みのもう1軒の売店へ向かった。こっちの店番は 若い娘風で、笑顔を作って「ビンタンいくら?」と交渉に入ると困り顔で誰かを呼ぶ。すると奥からお父さんが 出てきてしまい、こりゃ駄目か?と思ったけど15,000で成立した。でも冷えてないんだよねぇ。 目的は冷えたビンタンで、渇いた喉を鳴らしながらトリスくんが待っていると思うと不憫なので われわれはプライドを捨てさっきのノーディスカウント店へ冷えたビンタンを求めたのであった。 18,000Rhの冷えたビンタンは大瓶2本しか在庫がなかったが、やっぱり戻ってきたと言わんばかりに 微笑む女店員を差し引いても冷えたビンタンは代えがたいものだと再確認したのであった。 NEXT |
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