No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 Top


2010/2/5 

 沖縄と18度差の成田駅に着いたのは17時ごろだっただろうか。すでに辺りは暗く会社帰りと
 思われる人が数名ほどほろ酔い気分で歩いている。
 今年は出発前日に那覇から成田に投宿する予定を立てた。ホテルってのは高い建物なので
 すぐに分かると思い歩き始めたは良いが一向に見当たらず、夜道をとぼとぼ10分ほど歩いたあと
 結局はホテルに電話をし、さも今到着したかのように道順を聞いたら真反対の出口だった。
 まったくもってオヤジの迷子は恰好悪い。

 那覇-羽田が1時間遅れのフライトとなり¥1,000の食事券など頂いて得した気分になっていたけど
 成田に到着後あまりにもの遠距離移動と迷子の疲れで「成田山へお参り」が頓挫しかけていた。
 しかし、まだ夕方の6時である。ホテルや成田駅周辺の探索もあるし、そのうちお腹も空くし
 やや重い腰を持ち上げて出掛けることにした。

 成田山へは駅の商店街の先の参道を下ったところにある。徒歩10分くらいだろうか。
 まだ6時だというのに商店街も参道もま〜っくらでだ〜れも歩いてなくて外人相手の店しか開いてない。
 まるで夜中のような参道を通り抜け成田山新勝寺に到着した。成田山新勝寺は1000年以上の歴史の
 ある寺で厄除けや交通安全、節分の豆まきはあまりにも有名で1度行って見たかったのであった。

 どこか適当な食堂で食事を摂ろうと思ってたけど歩き疲れてしまい結局コンビニ弁当になってしまった。
 成田に前泊すると朝が楽ちんだけど、泊ったホテルは成田送迎がないので重い荷物を引きずりながら
 駅まで行かなければならず面倒だったし、来年は安さに惑わされずに送迎のあるホテルにしよう。

2010/2/6

 目覚めの良い爽やかな朝を迎え、ホテルで朝食を摂り前夜に重量調節を済ませた24kgのスーツ
 ケースをガラガラ押しながら京成成田駅に向かった。スーツケース以外にも背中に10Kg程のカメラ
 バックと肩から貴重品入れバックをさげてるので総重量は40Kg近い。
 今回は新しいスーツケースにしてケース自体4Kgほどあるし、軽くするため撮影器材を少し省いたにも
 関わらずこの重さ・・・ダイバーの撮影旅行は重くて疲れます。

 京成成田駅から成田空港第2ターミナルまで2駅なのですぐだと思い込んでいたけど案外遠いんだね。
 田舎の駅間距離の長さは全国共通なのだ。でも2駅で空港ってのはとても楽。
 改札を抜けてすぐに警察隊からパスポートチェックを受けて左に曲がるとエスカレーターがあり
 出発ロビー行きに乗って上がれば、そこはいつもの成田空港第2ターミナル。あぁ前泊して良かった。

 軽い足取りで集合場所のGカウンターへ向かっているとメンバーのウニさんからメールが入る。
 今到着してロビー中央の時計台のベンチにいると言うのでそちらに向かった。久しぶりに会って
 雑談したりトイレに行ったりしているとカネマツ夫妻が到着しこれで全員無事集合。
 ガルーダは「20Kgが2個」なのでDバッグの上下を分けたり重量調整をしなければならない。
 5名1パックで20×2×5=200KgまでOKなのだが係員によってはキッチリ計る場合があるから
 面倒だがやっておかねばならぬ。。。ダイバーひとり2個40Kgまでにすればイイのに・・・頭悪いかも。

 9:00集合で11:00発。これって以外と時間がないんだよね。
 並んで手続きして、並んで入ってトレインと徒歩で移動して・・・あっという間に出発時刻が迫ってくる。
 出発ゲートで待機しながら談笑などして待っているとABCダイバーズのエンドウさん達がやってきた。
 同じ便でバリへ向かうと聞いていたので驚かなかったけど御一行全員がエンドウさん並みに元気。
 「ねぇ飛行機の中でもたくさん飲めるってさぁ」・・・全員がバリへ酒を飲みに行くらしい。

 11:00発だがまた遅れている・・・なんだか今回は「遅れ」がキーワードなのかな?とか思ってると
 ウニさんが「こんなことだからスターアライアンスの審査に落ちるんだ!」などと毒づいている(笑)
 ガルーダのパイロットはあまり上手に思えないオヤジは一抹の不安がヨギッてしまうが
 やや小さめに見える機体にゾロゾロと乗り込み、40分遅れで成田を飛び立ったのであった。

                                      つづく    ページの先頭
見た目小さなGA880 機内はもうバリだし、やっぱりビンタン! 特に美味くもなく、別段不味くもない。白ワインと一緒に。